草テラスハッサムとポケモンSVシングルランクマS4(最終順位785位、最終レート1982)

 ポケモンSVシングルランクマッチシーズン4にて、初めて最終3桁という結果を残すことができたため、記念に構築を残したいと思いブログを始めました。

 

 

【構築経緯】

 シーズン3から引き続き、同じレギュレーションということで、セグレイブ・ハバタクカミ・ヘイラッシャの並びを特に警戒し、セグレイブ・ハバタクカミを意識したハッサム、セグレイブ・ヘイラッシャを意識した水ロトムを軸にパーティを考えました。

 また、すばやさ関係にあまり悩みたくなかったので、先制技を持っているポケモンを好んで構築に入れています。

 ハッサムに強い炎タイプポケモンへの引き先として、もらいびソウブレイズを採用。電気の一貫を消す・受けループ対策としてガブリアスを採用。ばけのかわで安定感のあるミミッキュを採用。最後の一枠はハバタクカミ、テツノツツミを試しましたが、サーフゴーがパーティーで重く、悪タイプを採用したいと思い最終日前々日にマスカーニャを採用。シーズン序盤から5匹+テツノツツミかマスカーニャで戦い抜きました。 

※シーズン3はハバタクカミで運用し2515位・レート1901という結果でした。

 

【各個体紹介】

①ソウブレイズ いじっぱり 悪テラス もらいび

H175(196)-A194(252)-B100-C×-D120-S113(60)

技 かげうち、むねんのつるぎ、シャドークロー、インファイト

 

 相手にウルガモス、テツノドクガ、ラウドボーンがいた場合に、積極的に選出しました。また、悪テラスにすることで、エスパー・炎技のみのクエスパトラを完封することができるので、クエスパトラをみても優先的に選出しました。

 テツノドクガ、ラウドボーンをみることからシャドークローを採用。悪テラスになって、サザンドラ・ドドゲザンに確実にインファイトでダメージを与えたいことから、技構成はこれが良いという結論になりました。ノーマルテラスも試し、ラウドボーンを型によっては完封できる、コノヨザルのふんどのこぶしを透かせる利点があると思いましたが、炎テラスのクエスパトラが多いこと、そもそもクエスパトラ相手が苦手で、悪テラスを採用してみました。

 持ち物については、特殊受けもできるよう、とつげきチョッキを採用しました。むねんのつるぎで回復のできるチョッキ持ちは場持ちがよく、使いやすかったです。

 悪タイプの弱点をソウブレイズのもともとのタイプ上、選択されづらく、テラスタルをきることで、ゴースト・悪を半減にできるのでソウブレイズと悪テラスの相性はなかなか良かったと思います。

 

ハッサム いじっぱり 草テラス テクニシャン

H168(180)-A200(252)-B120-C×-D100-S95(76)

技 バレットパンチ、どろぼう、くさわけ、つるぎのまい

 

 努力値調整については、Sはくさわけ1回で準速セグレイブ抜き、2回で最速トドロクツキ抜きを意識し、他はAぶっぱ、残りHとしています。

 今回のハッサムは、キノガッサが重いのでラムのみを採用。水テラスでもともとは使用していましたが、ソウブレイズを入れたのに、わざわざ水テラスを切る必要があるのか、水ロトムが重いし草テラスいってみるかと軽い気持ちで育成してみましたが、とても使いやすかったです。1番選出したポケモンだと思います。

 ラムのみを持たせることで、あくびを展開するカバルドン相手に、剣舞からのテラスくさわけをし、有利な展開を作ってくれました。HB特化のカバルドンの場合、耐えられてしまうこともありますが、対面した場合、ステロ→あくびの流れが多く、能力上昇したハッサムを場に残すことができました。バンバドロ剣舞、草テラスくさわけで処理してました。

 パーティーで重いサーフゴーに打点を持つため、どろぼうを採用しました。ラムのみを消費する機会も多く、相手のアイテムをどろぼうできることも多かったです。

 水テラスでは優位をとれない、ヘイラッシャ・水ロトム・イルカマンにもくさわけなら打点を持つことができ、草テラスをしてしまえば、被ダメージを抑えつつ、火力もあげれます。

 また、テツノツツミや水ロトムのこだわり眼鏡ハイドロポンプをうたれそうな盤面も、草テラスで安心して返り討ちにできます。

 なかなか採用されない草テラスですが、環境にはささっていたのかなと思います。 

 

③マスカーニャ ようき 悪テラス へんげんじざい

H152(4)-A162(252)-B91(4)-C×-D96(44)-S185(204)

技 はたきおとす、ふいうち、じゃれつく、けたぐり

 

 サーフゴーに強そうなポケモンとして採用。最終日二日前からの使用のため選出はほとんどできず、そこまで語れません・・・しかし、マスカーニャ加入後に一気に勝ちを稼ぐことができたので、パーティーに必要なポケモンだったと思います。

 持ち物については、こだわりスカーフで運用してみた時に、悪テラスふいうちで、ハバタクカミを落とせなかったことがあり、こだわりハチマキにしようと決断しました。

 性格・努力値については、鉢巻を持たせるなら、いじっぱりで採用をした方が強そうと思いましたが、パーティー全体のすばやさがそんなに速くないため、ようきにし、テツノブジンよりは速く、余った努力値はなるべくサーフゴーのゴールドラッシュを耐えれるよう、特防に振りました。

 じゃれつくがあるおかげで拾えた試合もあり、採用して良かったと思います。

 

④水ロトム ずぶとい フェアリーテラス ふゆう

H157(252)-A×-B172(236)-C125-D127-S109(20)

技 ほうでん、イカサマ、わるだくみ、みがわり

 

 パーティーの中で唯一の特殊アタッカーで物理受けでもあり、ヘイラッシャ、アーマーガア等の相手の物理受けに強いことから、ハッサムに並び選出率のとても高いポケモンでした。また、このパーティーのキョジオーン対策でもあります。

 水技のない水ロトムですが、環境に多いセグレイブを相手にするためのイカサマは外せませんでした。

 みがわり+わるだくみはキョジオーンだけでなく、ブラッキーのあくび展開にも強く、キョジオーン、ブラッキーのいる相手には確定で選出してました。

 テラスタイプは鋼で使用したこともありましたが、役割対象のキョジオーン、アーマーガアからボディプレスを受けてしまってはと思い、フェアリーで採用しました。

 今シーズンの終盤はキョジオーンがロックブラストでみがわりを突破してくることもあったため、新しい対策を用意しておかなくてはと思いました。

 

ミミッキュ いじっぱり 格闘テラス ばけのかわ

H131(4)-A156(252)-B100-C×-D125-S148(252)

技 かげうち、じゃれつく、ドレインパンチ、のろい

 

 困ったら選出して、とりあえず何かできる頼りになるポケモンです。もしも困った時のためにのろいを採用しております。

 カイリュー、ドドゲザン、トドロクツキを相手のパーティーにみたときに優先的に選出しました。

 ミミッキュについては、多く語れることはありませんが、ばけのかわの安心が強く、パーティーから絶対外せない存在です。

 

ガブリアス いじっぱり 炎テラス さめはだ

H183-A200(252)-B116(4)-C×-D105-S154(252)

技 テラバースト、がんせきふうじ、じしん、つるぎのまい

 

 受けループの相手は剣舞ガブリアスで対応してきたので、採用しました。また、ジバコイルが環境に多くいたため、電気の一貫を切ってくれる枠でもあります。

 持ち物については、きあいのタスキが余っていたため採用してみました。おんみつマントで使用した時期もありましたが、ガブリアスより速い不利ポケモンと対面したときに、タスキだったらという場面が多く、使いやすかったです。

 技構成については、ドラゴン技よりもがんせきふうじを打ちたい場面が多く、こちらの構成で使いやすかったです。

 受けループ相手にしてみてですが、実際は剣舞を積んだ後、炎テラスを読まれてしまうこともあり、上手くいかないこともありました。しかし、環境にいたコノヨザルが炎テラスになることが多く、テラスタルをきらせた後、じしんで倒しにいけたりと、活躍場面の多いポケモンでした。

 

【基本選出】

 ハッサム、水ロトムミミッキュで選出が決まると安定して対戦できました。

 クエスパトラ、コノヨザル→ハッサム、ソウブレイズ、ガブリアス

 カバルドン、トドロクツキ→ハッサム、水ロトムミミッキュ

 受けループ→ガブリアス、マスカーニャ、水ロトム

 

 あとは相手のパーティーをみて役割を持てそうなポケモンを選出しました。

 ソウブレイズ→ウルガモス、テツノドクガ、ラウドボーン

 ミミッキュカイリュー、トドロクツキ

 ガブリアスジバコイル、ハラバリー

 

【総括】

 ソウブレイズ、ハッサム、マスカーニャの並びが見た目も好きな構築でした。ハッサム、水ロトムがいるのに、とんぼがえり、ボルチェンしないのかと不思議な感じもしますが、自分で考えた構築でこの順位をとれたことに、大変満足しております。1ROMでの参加のため、レートを溶かす恐怖から、2000チャレンジをすることはできませんでしたが、次に構築記事を書く際は、2000を達成して書ければと思います。

 

 初めて書いた構築記事、読みづらいところ多いかと思いますが、それでも、ここまで読んでくれた方がいましたら、ありがとうございました!